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松岡寛慶(まつおかかんけい・1876-1934)は、中島郡新神戸村(現一宮市今伊勢町)の豪農松岡忠右衛門の三男。号は喝山窟。兄は第一毛織の興隆者。10歳の時、知多郡岡田村慈雲寺で得度の後、京都天竜寺峨山、伊予八幡浜大法寺禾山老師に師事し、大正2年38歳で妙興寺住職となる。寺内に妙興禅林を開設。大伽藍の復元に尽力した。現在の仏殿・書院・開山堂はこの時の新築になる。本品は、昭和7年妙興報恩禅寺を退山する時の作で、漢文に自らの心境を表した。