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森泰石(もりたいせき・1870〜1940)は葉栗郡島村(現一宮市)の生まれ。名は豊、豊次郎、字は子秀、別に萬翠園と号す。同郷出身の森半逸(1848〜1940)は又従兄弟にあたる。はじめ森琴石(大阪在)に入門し花鳥画を学び、のち大橋翠石(大垣在)について動物画を研鑽した。特に虎を描くのを得意とし、宮内省のお買い上げとなるなど、その写実の技には定評があった。半田の山本梅荘(1848〜1921)とも親交が厚かった。晩年は島村の地で郵便局長を務め、また、地域の文化発展に尽力した。