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万延2年(1861)の刊行。巻頭の目録に、96家625首登載とあるが、中巻の最初から3番目に入るべき野本耕の記載漏れであり、上巻には塩田随斎・菊池五山はじめ30人、中巻には斎藤拙堂・大沼枕山など33人、下巻には廣瀬旭荘・岡本黄石など34人、総計97家629首の漢詩作品を収めたアンソロジー。しかし本書は、本来あった扉と序文を欠く。下巻には、前記のほか頼支峰・江馬天江などと並び一宮出身の森春濤の作品13首、春濤の弟渡邉精所の作品7首が採られている。