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没後80年 森半逸 山水の美

会期(前期)
10月6日(火)~10月25日(日)
会期(後期)
10月27日(火)~11月23日(月・祝)

森半逸(1848~1940別号・六々斎)は、森嘉助の長男として現在の一宮市島村に生まれました。33歳で家督を弟に譲り、43歳の時に岐阜へ移りました。村瀬太乙に詩文を、村瀬秋水に絵画を学び、のち京都で南宗画を修めました。その後、様々な展覧会に出品し、宮内庁御用品として買い上げられることもありました。晩年は、岐阜市笹戸居町で自適に作画を楽しみました。

半逸の弟・半景(1858~1938)も画家として知られ、別号を半渓、無墨斎ともいいました。又従兄弟の森泰石から絵の手ほどきを受け、大阪の森琴石に入門し、のち半田の山本梅荘の門人となりました。晩年は書画会を主宰し東京に住みました。

森半逸の没後80年を記念し、最後の本格的南画家に位置付けられる二人の自在な境地が感じられる山水画の数々をご紹介します。