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山本梅逸 花鳥の美

山本梅逸(1783-1856)は、彫刻師の父のもと名古屋に生まれ、浮世絵の山本蘭亭、四条派の張月樵に手ほどきを受けた後、豪商の神谷天遊の下で古画を模写しました。20歳の時に中林竹洞とともに京都に向かい、中国の明や清の時代の書画を研究しました。その後、山陽や四国への遊歴を経て名古屋に戻り、50歳で再び上京。細密な表現の花鳥画を得意とし、気品と艶のある画風が人気を得ました。72歳で名古屋に戻り、尾張藩の御用絵師格に取り立てられました。

今回の展示では梅逸の<四季花鳥図>15幅(嘉永4年(1851)作)を、前後期に分けて展示します。精緻な筆づかいで描かれた四季折々の動植物の生き生きとした表現をご覧いただきます。

会期
前期:10月19日(火)~11月7日(日)
後期:11月9日(火)~11月28日(日)
休館日
月曜日、11月4日(木)、11月24日(水)
開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
会場
一宮市博物館 2階 特集展示コーナー
観覧料
10月16日(土)から11月14日(日)までは企画展開催中のため、大人600円、高大生300円。その他の期間は、大人300円、高大生150円。
中学生以下は、いずれの期間も無料。


《梅椿に水仙》


《葡萄とカマキリ》

たいけんの森 花鳥画で扇子

特集展示「山本梅逸 花鳥の美」の開催にちなみ、山本梅逸の美しい花鳥画をモチーフに扇子を作ります。

10月9日(土)~11月28日(日)